「一万三千円の恋だった」




あれは火曜日の夜だった。

俺たちは津田沼でナンパをしていた。

1組目。 2組目。 そして3組目。 ついにゲットした かに思われた、が。

我々はパブに連れ込まれた。その名はキャスパー

彼女たちは出勤途中のパニオンさんだったのだ。


3人の名は、アイコ、ミヤ、カヨ。その中のアイコが俺の隣に座った。

彼女は俺のファッションに目を付け、靴、パンツ、服とはじから誉めていく。

これはやはり営業なのだろうか?

そして飲んでいくうちにカラオケが始まり、俺たちは打ち解けていった。

俺たちは1時間延長した。そう、彼女たちと合コンしようと必死だった。

おれはアイコに必死だった。

そして時間も終わりに近づいた頃、ある事実が俺の耳へと届いた。

「アイコ、彼氏がいるの。」







一万三千円(延長料金込み)の恋だった。








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