彼が18歳だった頃のお話。
その年はとても暑い夏だった。
そんな夏の終わりに、彼は終った。
その直後、彼はなぜか上越へと向かっていた。何処までも遠くを見るために。
そして、何処までも広く何処までも青い日本海を眺めて、彼はこう呟いた。
「さよなら、18の夏。」