「両想いだっただけだよ」




わずかな希望。幾多の壁。その想いは蜃気楼の様に決して届かないはずだった。

今、その切なさは終りを告げた。訪れる鮮やかな香り。

夢を掴んだ男が居た。はるか300kmを越えて。


「両想いだっただけだよ。」


あまりにさりげなく、深い言葉で。

僕には感じられた。君に次の季節がやってきたことを。









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