「恋は禁煙みたいなものだと思っていた」




「俺、タバコ吸うんだよ。

 吸わない人にはわかんないだろうけど、

 おかしなものでね。

 ときどき禁煙したくなる。

 でも結局 我慢できないんだなあ、

 もって一カ月 それで終わりさ。

 また毒を吸い始める。


 恋は禁煙みたいなものだと思っていた、

 どうしても続かないものだってね。

 でも、おまえと出会ってはじめて分かった、

 恋はタバコだ。

 どうしても諦めきれず、

 それでいて躰に毒なんだ。

 その毒は、

 まるで一方的に俺を蝕んでゆく。


 ・・・君に恋焦がれて死にそうだ。




 1996年のクリスマスを

 僕は一生呪い続けるだろう。」






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