彼女は言った。
「今日、私の誕生日なの。でも彼には帰ってもらった。」
僕は驚いた。先日電話したときはその彼といい雰囲気だったのに。
彼女は続けた。
「私、恋愛に怯えてる。」
「前の彼とちょっとあってね。次に付き合ってまた同じ事になったらって考えちゃって。」
「でも、寂しいんだろ?」
そう僕が尋ねると、彼女は言った。
「そう、だから...だから今日は帰ってもらった。」
「だって、彼と一緒にいると、好きになってしまいそうだったから。」
最後に彼女はこう言った。
「でも、誰か側にいてくれたら好きになりそうで、怖いの。」
「今は誰ともつき合えそうにない。」