「待ってても始まらないよ」


終わったの会幹部に松尾君という人がいる。

一部伝説的なその終わった歴は簡潔かつ深い。

『始まらない』

これが唯一のスタンス。




ある日、そんな松尾君の話題が出た。

話してくれたのは彼と同じ学科の子。



話題はこうだった。

”何故始まらないのだろう?”



そう、彼は悪いところがない。

かっこいいし車(ツーシーター)もある。背も高い。

ではなぜ...?

そう、一つだけ問題がある。

彼は『待つ夫』君なのだ。





それを話した直後、彼女はこう言った。









『待ってても始まらないよ』








【Back to 98年度/秋・冬】