「そのセリフもう聞き飽きたんやけど」




これは中学生くらいならともかく、大学時代の僕のことです。

大学2年の春、いつものようにクラブの新人勧誘をしていた僕の目の前に 理想が服を着て歩いてました。

勧誘をして何度かクラブにも顔は出してくれてましたけど、 最後は別のところで落ち着きました。

それでも友達として学内で時々昼ご飯を食べたり、 ごくたまに(年に1、2回)外でデートしたり。



そうこうしてるうちに卒業式・・・

『あと1週間ほどで東京に行かないといけない。』

身だった僕は、とにかく大学2年の頃からの素直な気持ちを彼女に伝え、上京しました。

後日、彼女から電話がありました。




彼女はこう言いました。


「畑中さんは真面目で優しくて、友達思いのいい人やねんけど...」

「せやから畑中さんにはもっといい女の人がいると思うねん。」




僕は言いました。


「そのセリフ、もう聞き飽きたんやけど・・・」






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