「始まろうとしてみた」



六本木でパーティーがあった。

超一流大学の彼は笑顔でさっそうと現れた。

そしてパーティーは始まった。




友人の悪魔のような賭けのせいで、我々は女のコを求めて散っていった。

おや?ふと見ると彼は楽しそうに女の子と話しているじゃないか!

くそー、やるなあ!





パーティーが終わりいざ結果を見てみると、我々のほとんどは文字通り散っていた。

(ここ笑えないところ)





その夜、敗れ散った連中でモノホンの『終わったの会』が開催された。



おや?なぜか彼が参加してるぞ。

しかもビールを浴びるように飲んでるじゃないか!?



どうしたのと問うと、自嘲気味にこんな言葉が返ってきた。





「おれ、始まろうとしてみた。」








あ、終わったんだ。












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