「やっと終われたんだ」



車の中、買い物帰りに携帯が鳴った。





友達:「うむぅ・・・ すごい物をみてしまった・・・」

僕:「ん? なになに???」

友達:「喋ってもいいかね?? ちみの元カノの事なのだが・・・」





2年前、4年半付き合って別れた、彼女の事だった。





僕:「OK、OK、前の事だし・・・」





無言な時間5秒・・・



友達:「あいつ、子供産まれたみたいよ、男と一緒にいた」

僕:「え!? まじ??」

友達:「うむぅ、俺も驚いて、どういうリアクションしていいか、困ってしまった・・」

僕:「だよなぁ〜 俺も今、すげぇおどろいてる・・・」

友達:「・・・やっぱ言わないほうがよかったか??」

僕:「いや・・・どうなってるか気になってたからさ、情報ありがと」



家路の進路変更して、海に向かって走り出した。

一人で、終わった感をかみしめるつもりだった。



煙草に火をつけた後、異変に気がついた。



あれ? あんま悲しくないな・・・・

肩の力が抜けた感じだ、そう、なんだか自分を縛っていた物がとれたような・・・。



煙を吐き出して、気づいたように笑う僕がいた。





そうか・・そうだったのか・・・。


やっと終われたんだ・・・・。





いつもの岬についた。

大好きなこの場所。



2年ぶりに夏の匂いがした・・・。







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